【第2章】特定健康診査等の対象者数
1 特定健康診査等実施の基本的な考え方
糖尿病等の生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)に起因するものであり、肥満に加え、高血糖、高血圧等の状態が重複した場合には、虚血性心疾患、脳血管疾患等の発症リスクが高くなる。このため、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の概念に基づき、その該当者及び予備軍に対し、運動習慣の定着やバランスのとれた食生活などの生活習慣の改善を行うことにより、糖尿病等の生活習慣病や、これが重症化した虚血性心疾患、脳卒中等の発症リスクの低減を図る。そのために、予防に着目した効果的・効率的な特定健診・特定保健指導実施のための取り組みを強化する。
(1) 健診未受診者の確実な把握
(2) 健診結果からの必要な保健指導の徹底
(3) 医療費適正化効果までを含めたデータ蓄積と効果の評価
2 健診の現状
平成18年度基本健康診査からみた受診率は以下のとおり。
年齢区分 |
男性 |
女性 |
合計 |
| 35-39 | 0.2% |
1.0% |
0.6% |
| 40-44 | 4.2% |
14.7% |
9.4% |
| 45-49 | 11.9% |
22.5% |
16.9% |
| 50-54 | 16.2% |
31.0% |
23.5% |
| 55-59 | 20.9% |
40.7% |
29.8% |
| 60-64 | 34.7% |
54.9% |
44.8% |
| 65-69 | 44.8% |
52.5% |
49.2% |
| 70-74 | 34.4% |
35.7% |
35.1% |
| 75- | 27.3% |
18.2% |
21.6% |
| 合計 | 21.9% |
28.9% |
25.7% |
| 40-74 | 22.5% |
35.7% |
29.2% |
3 平成24年度までの各年度の対象者数(推計)
平成20年度 |
平成21年度 |
平成22年度 |
平成23年度 |
平成24年度 |
|
| 特定健診受診数 | 1,339人 |
1,726人 |
2,086人 |
2,420人 |
2,535人 |
| 特定保健指導実施数 (A)+(B) |
72人 |
109人 |
157人 |
213人 |
287人 |
| (A) 動機付け支援 |
44人 |
65人 |
93人 |
126人 |
169人 |
| (B) 積極的支援 |
28人 |
44人 |
64人 |
87人 |
118人 |
なお、対象者のうち以下のものを除外したものを各年度の実施すべき数とする。
(1) 労働安全衛生法や学校等他の法令に基づき特定健康診査に相当する健診を受診し、その結果データを提出した者
(2) 年度途中に転入・転出等の異動が生じた者
(3) 妊産婦その他厚生労働大臣が定める者
(4) 糖尿病、高血圧症又は脂質異常症の治療に係る薬剤を服用している者(特定保健指導対象外)