平成19年度町政懇談会概要
6月10日・9月10日〜25日まで、町内7地区10カ所で町長との「町政懇談会」が開催され、全町で170人余りの町民が参加しました。
町政懇談会は、各地区の抱える様々な課題や問題を解決に向け、行政と地域住民が意見交換を行う大切な機会とす。今年もより良い地域づくり・町づくりのために活発な意見交換が行われました。
三輪地区
6月10日(土)午後1時
三輪公民館 参加者28人
Q.限界集落は羽後町にあるのか。
A.今のところ町には該当する集落はない。しかし、今後は出て来ると思われるので、対応していきたい。
Q.企業誘致の具体的な姿がみえない。企業が来やすい環境を作ることが大切ではないか。
A.企業誘致はなかなか難しい。町工業クラブに加入している会社の採用状況は前年より若干多い採用があった。企業訪問も積極的に行い雇用確保に努力している。目に見える形で今すぐに、という方策はないので、地道にやっていくしかない。タイミング、チャンスを逃さないよう、東京に職員を派遣し企業訪問を行い情報収集に努めている。チャンスはあると思う。小さな企業でも技術の優れたところも視野に入れている。
Q.予算に占める人件費率が高い。町税収入でまかなえる職員定数がいいのではないか。職員削減を真剣に考えてほしい。病院の人件費、医師に対する報酬が高いのはなぜか。非常勤医師は何人いるのか。
A.職員は自然減を待つため、時間をかけてやるしかない。雇用の問題はあるが採用はせず、民間委託等でスピードを挙げて努力していきたい。病院経営は数字だけでは考えられない。住民の健康や経済効果等とのバランスを考えていく。報酬は医師不足の中、一定の保証がないと医師確保ができない。非常勤医師は大学病院から派遣(1日5万円)される。他に比べて医師は充足されている。
Q.Uターン・Aターンの働きかけをお願いしたい。大館市からの移住者が定住促進条例等で感謝していた。羽後町は財政がよく、若者にも宣伝すれば、定住が進むのではないか。
A.定住促進条例を定め、町外からの転入に助成金を交付している。(平成18年は6家族)PRしてほしい。定住促進は、都会をターゲットに、老後安心して暮らせる町をPRしていく。
Q.三輪地区下水道の計画は
A.三輪団地周辺まで平成23年までの計画で実施。今年は西馬音内処理場から田畑を経由し、てできれば杉宮まで行いたい。加入について皆さんの協力をお願いしたい。環境問題等でも大事。
明治地区
9月10日(月)午後7時
明治公民館 参加者6人
Q.大雨時に道路等水びたしになる。対策はないか。
A.雄物川、新町川合流地点が問題。国にも要望しているが、他にも同様の箇所が多く難しい。
Q.学校統合は順調か
A.スクールバス2台、明治地区の58名対象。新校章・校歌はほぼ完成。3月1日明治小、9日新成小閉校式の予定。順調に進んでいる。学童野球は合同でやっている。新成小の校舎も改装している。
Q.八反田公園の今後が心配
A.野球大会等で活用してもらいたい。
Q.保育所統合のその後は
A.明治保育所はそのままと考えている。新成児童館は古くなれば廃止と考えている
Q.なたね転作の考えはないか
A.連作できないと聞いている。小坂町30haほど実施している。バイオマスとして活用している。所得にはつながっていないようだ。転作作物は、連作可能で手間がかからない品種が増える要因と思う。
Q.小学校跡になぜ体育館を建てないのか
A.小学校跡地には、企業誘致、定住促進などのため、公共用地を有効に活用したい。上下水道のあるところが良く、明通小や明治小は活用したい。なんとか理解してほしい。
Q.中学校のスクールバス、夏も走れないか。
A.全体的に考える必要がある。他の地区との兼ね合いが必要。
新成地区
9月11日(火)午後7時
新成公民館 参加者10人
Q.初代病院の設計図が出てきて模型を作っているそうだが。 また、病院の赤字、今後どのようにしていくのか。
A.模型は10月に完成予定、資料館にて公開する。病院の赤字は診療報酬改定等が影響している。累積赤字はないものの、若干心配。しかし、地域の安心、雇用の場、町民負担の町民病院であるなど大きな観点でみていきたい。
Q.農村公園のブランコ、滑り台、鉄棒が老朽化している行政の支援などないか。
A.農村公園は集落で管理するのが前提であり、改修、新設は難しい。
Q.七軒町のコンビニ付近の交差点、二車線化ということであったが、どうなっているのか。
A.事業着手予定になっている。
Q.眼科の医師が不足している。高度な眼の治療ができるように県北、中央、県南単位でも配置してほしい。
A.産婦人科も同様だが、県全体で考え、国で考える必要がある。
Q.農繁期の今の時期に嶋田高尾田下水道工事でトラブルが発生した。誘導員を前後につけるなど業者に指導してほしい。
A.誘導員の経費は計上しているので、誘導員を前後につけるように、指導する。
Q.小学校の校舎の後ろなども改修してほしい。
A.今年は無理だが、考えていきたい。
飯沢地区
9月12日(水)午後7時
沢の子の杜わか杉 参加者6人
Q.わか杉に宿泊した方が朝早く散策することがある、物売りや不審者と思った人もいる。できる限り誰が泊まるか情報を流してほしい。
A.早い申し込みの時は、地域に連絡する。緊急な宿泊の場合は難しい。
Q.地デジについての窓口はどこか。地デジ対応は大体一千万円とみているらしいが、一戸当たりの高負担が心配。
A.生活環境課が窓口。今後会議を行う予定だが、皆さんにわかりやすく、正確につたえていきたい。地デジは、NHK、国の責任でやったこと。国で費用を出すべき。視聴できないということのないようにしていきたい。
堀回地区
9月13日(木)午後7時
元西総合センター 参加者16人
Q.自殺問題、一番の問題はお金ではないか。相談窓口設置等、きめこまかい対応をしてほし。
A.羽後町は多重債務が原因のものは少ないが、今年自殺に関するアンケートを行い、秋田大学に分析を依頼している。それらをもとに対応していく
Q.地デジが始まった頃から、NHKの映りが悪くなった、地デジの影響か。
A.調査してみます。地デジが開始(2011年)されるとNHKが映らない箇所があるので、電波調査をしていきたい。
Q.下水道の現在の加入数、目標は。梺・郷ノ目の下水道はどうなるのか。
A.元西は計画戸数285戸、現在接続可能戸数105戸、8月末現在で接続戸数が24戸となっており、加入目標は80%。加入率が低いと今後の整備を進めにくくなるので加入をお願いしたい。管路の末端は町単独事業となるため、時間がかかりますが。工事は行います。
仙道地区
9月14日(金)午後7時
高瀬ケアセンター 参加者19人
Q.農家を救うには特別な措置が必要ではないか。
A.価格下落の影響は大きい、JAと相談しながら町事業進める。米だけに頼らず、足腰を強くしてブランド品を確立しなければと思う。高級品を生産する方向が必要。積極的に事業に参加してほしい。方法はたくさんある。
Q.町政懇談会はJA行事と重ならないようにお願いしたい。また、炊事場を別に設置してほしい。
A.センターとの打ち合わせが十分でなかったので反省したい。炊事場は利用が少ないので新築は難しい。
Q.一人暮らし等、多いと思うが地デジの町施策は考えているか。
A.町全体が地デジを見れるよう努力する。一人暮らしについては、何か対応を考えたいと思う。最大限の努力する。
Q.社会保険庁や年金横領など職員の資質について。
A.地方公務員として律して厳しくやっていく必要があると思う。手当を削減したり、経費削減に頑張っていき、社会資本の整備していきたい。
Q.年金問題、羽後町ではあるのか
A.5件だけ問い合わせがあったが、問題はないと聞いている。
Q.使用がなかなかされていない施設や歯科診療所はどうなるのか。
A.歯科診療所は、町外の医師で将来運営を希望している人はいる。
Q.病院の医師不足はないか。
A.羽後病院の場合はない。
田代地区
9月18日(火)午後7時
田代農村総合センター 参加者22人
Q.バス路線廃止の経過、方針等は。
A.各地区説明会・交通会議・アンケートを行っている。1回目の会議では
1.廃止は止む得ない
2.現在のバス利用者を優先して考える
3.廃止後の路線バスとのアクセスを考える、ことが決定され、
2回目は
1.代替は廃止区間で、バス路線に接続できるように
2.仙道経由は仙道で七曲経由は元西小で乗り換え
3.一定期間は試験運転を行う、ことが決められた。
いまのところ、代替案として廃止路線を朝夕に走る予定。3回目は11月に開催予定。車の種類、本数、運行時間、運賃はこれから検討する。
上到米地区
9月19日(水)午後7時
田代福祉センター 参加者31人
Q.私達が望んでもいないのに地デジに移行するなら、費用は町が出すべき。西馬音内などは新しいテレビで無料でみれるが、山間部はそんなに費用がかかるのか
A.地デジは国が進め、国の責任で行うべきと考えている。期限延長も話されているが、長くは続かない。対策はたてていくが、全額は難しい。山間部だけで、2億数千万円と計算されている。共聴アンテナの組合には説明している。あと、3年で移行予定だが、低所得者でテレビが見れないということがないように、対策を国・県に働きかけていく。
軽井沢地区
9月21日(金)午後7時
軽井沢生活改善センター参加者26人
Q.大雨での被害は、どのくらいあったのか
A.8/22・8/27に全体で28カ所、小さな法面決壊多数、床下浸水4件等、約500万円の被害。田代小グラウンドから水がでた。暗渠工事実施予定
Q.農地を20ha集約することは、この地域では困難、もっと緩い条件等ないか。町では何haで何%が集落営農になっているのか。飯沢は、みんなまとまったと聞いたがどのようにしたのか。
A.1, 430ha(41.3%)集落営農、認定農業者が占めている。飯沢を例にして頑張ってほしい。飯沢は農業者が3人ほどいるが、その中の一人がまとめ役を果たした。また、飯沢は、軽井沢より諸条件が厳しい。
西馬音内地区
9月25日(火)午後7時
西馬音内盆踊り会館 参加者15人
Q.横手に大手企業が来ているが、羽後町は。
A.工業団地を新規に設置するのは無理。廃校等を利用して住宅を作り、住む環境を整備するのも手ではないか。本荘のTDKや横手は通勤圏と考えている。
Q.今年の盆踊りの総括は。盆踊りに行政が入るとどうなるか。配慮が必要
A.観光客は141、000人。3日間に限らず、分散化を図る。会館を有効に活用するためには、囃子・踊り子のメンバーを増やす必要がある。時間がかかると思うがやっていきたい。伝統と観光を両立させていきたい。昨年の経済効果は全体で10億円、町は1億円行政がはいらないと、事故等の対策が難しい。駐車料金は理解してほしい。連絡協議会が発足したので検討してゆきたい。
Q.河川が汚れている。対策は。
A.ゴミの問題は広報等で啓発していきたい。水質の汚染は下水道加入をお願いしたい。
Q.農業立町で農林課がんばっているが、こうやればこうなるという指標がないため、頑張っている農業者ほど不安だ。町長の考えは。
A.生産コストを下げること、米はブランド化していくしかない。高品質米を進めたい。2〜3年かけ安定させたい。自分たちで活路を開く以外にない。
Q.公債比率が良いということは、何もやってないからか。
A.事業をやっていてこの結果と理解してほしい。
Q.町の財政試算というのはないのか。
A.民間企業と同じとはいかない。難しいと思う。