この人にインタビュー
ボストンマラソンに参加します!
羽後町役場農林課 藤原敏さん(30)
4月21日、アメリカ合衆国マサチューセッツ州で開催される第112回ボストンマラソンに、役場農林課に勤務する藤原敏さんが派遣され、世界のトップランナー達と42.195キロを走ることになりました。
これは、去る1月27日茨城県ひたちなか市で開催された「勝田全国マラソン大会」で上位入賞を果たし、ボストンマラソンへの派遣が決まったものです。勝田全国マラソンは日本でも伝統のある大きな大会で、今年は40都道府県から11,133名の参加があり、うち男子フルマラソンには4,053名が参加、その中で藤原さんは2時間22分57秒の好タイムを記録し準優勝しました。
羽後町では昨年12月の高瀬中学校ホッケー部「小坂留奈さん」が日本代表選手としてオーストラリアに派遣されたことに続き、二人目の国際スポーツ大会への参加となります。
町内のランナーに憧れて始めたマラソン
子供の頃、町内の一人のランナーに憧れ「いつかその人に勝ってみたい」という思いが走るきっかけになりました。自己流でトレーニングを始めたのは大学時代、館山若潮マラソン(千葉県)のフルマラソンに初めて挑戦。しかし、30キロ過ぎにピタッと脚が止まり、予想を覆し結果は3時間近いタイムでのゴール、悔しかったです。
高いレベルの練習を経験して走りが変わった。
自己流の走りに転機が訪れたのは、役場に入った年。東日本縦断駅伝の秋田県代表に選抜され、その合宿に参加したときのことです。合宿ではそれまでの自分のものとは全く違う練習でした。激しい練習を経験し、ひと回り上の次元で自分を追い込む練習法に変わることができたのだと思います。この合宿で、早い人の力を借りないと上に進めないことも学びました。
仕事と練習の両立がんばりたい!
4月のボストンマラソン出場は、まだ実感が湧きません。冬の練習は雪道で大変ですが、毎日朝と夕方20キロから50キロ走っています。練習と仕事との両立は大変ですが「羽後町役場」の名前を背負って精一杯頑張り、良い記録を出したいと思います。
ボストンマラソンは、百年を超す歴史があり世界でも最古のマラソン大会。過去の日本人優勝者は7人。1950年代に秋田県出身の山田敬蔵選手など3人、60年代には君原健二選手など3人、80年代には瀬古利彦選手が2回優勝した実績があります。昨年の男子は、記録2時間14分13秒でケニアの選手が優勝しています。
4月21日のボストンマラソン、頑張ってきてほしいですね。
※ボストンマラソンとは?
1896年4月、アテネで開かれた第1回オリンピックのマラソン競争を観戦したアメリカ人が深い感銘を受け、翌年、米国独立記念「愛国の日」の行事としてボストンマラソンを開催したのが始まりです。その後、幾多の名勝負やエピソードを残し、ランナーなら誰もが憧れる世界最古の市民マラソン。