この人にインタビュー
家族の支えが唄の基本です
和賀由里子さん(橋場下)
秋田は民謡の宝庫、大会もたくさんあり、名高い唄い手の方が活躍されています。
秋田おばこ節全国大会で優勝(昨年)さらに本年の第14回秋田長持唄全国大会(秋田市雄和にて開催)でも優勝され、輝かしい成績をあげられています和賀さんに民謡の魅力を語ってもらいました。
―今年開催された長持唄の全国大会はどうでしたか。
昨年は準優勝でした、6月頃に声帯を痛めベストの状態ではなかったのですが、大会当日の朝一番の発声練習でいつもの高い声が出るので、これなら何とか唄えるかなと思いステージに立ちました。優勝の呼び出しがあった時には、しばらく頭の中が真っ白になり何もしゃべれない状態になりました。本当にうれしかったです。会場のすごい声援と母の応援がうれしかったです。
―民謡を唄い始めたのはいつからですか。
中学校に入ってからです、地元の民謡同好会の練習に母と一緒に行ったのが始まりです。唄い手として民謡を習うには遅いスタートだったと思います。
ここまで、頑張ってこれたのは大変良いお師匠さん方と応援して下さる方々に恵まれたからだと思います。
―練習はどうしてますか。
CDやテープにあわせて車の中で練習しています。大きな声をだしても誰にも遠慮がいりませんので。
―民謡の魅力は。
「江差追分」で声の出し方や使い方を習い始めてから、いままでの唄い方とはまた別の方向があることが分かり、あらためて民謡の奥深さに気がつきました。
―今後の目標は。
9月に江差追分全国大会が北海道であります。当面はこの大会に照準を合わせて練習したいと思ってます。また、優勝者は次の大会で唄を披露しなればならないので、タイトル保持者の名に恥じないように、今後も研鑽を積みたいと思います。
数々の大会で入賞した際の賞状やトロフィーが所狭しと並んだ前で、次の大会のことを話された時に、おだやかな笑顔にきらりとひかる和賀さんの目元が印象に残りました。