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特集 学校統合

明通小最後の授業となった3月14日の国語の授業 3月21日、ひとつの小学校が、長い歴史の幕を閉じました。
 明治16年、水里小学校床舞分教室として開校した明通小学校。これまで、2,000人を超える卒業生を送り出し、多い年で204人いた児童数は36人まで減少、統合を決断し、閉校となりました。しかし、長い歴史の終わりは、新しい歴史の始まりであり、明通小学校は4月から西馬音内小学校と統合、新しい歴史の第一歩を踏み出しました。

羽後町立明通小学校沿革
明治16年  6月、明通小の前身、 水里小学校床舞分教室設置
明治42年 10月、明通尋常小学校開校
昭和22年  4月、西馬音内町立明通小学校に改称
昭和36年 10月、明通小学校校歌制定
昭和58年 11月、創立100周年記念式典
昭和59年 10月、明通小学校校章制定
平成5年   3月、新校舎完成
平成15年 11月、創立120周年記念式典
平成19年  3月、明通小学校閉校

 

 

 

 

夢と希望を胸に、思い出多き学び舎を巣立つ
ありがとう、さようなら明通小学校 
 3月6日、閉校記念スクールコンサートが行われました。児童や地域の皆さん約120名が、仙台フィルハーモニー管弦楽団団員9名によるクラシック曲やアニメ映画の曲、楽器の紹介、校歌を合唱したりと、生の演奏を楽しみました。
 16日には、最後の卒業式が行われました。式では、卒業生11名全員が将来の夢を述べた後、一人ひとりに卒業証書が手渡されました。続いて、在校生が別れの言葉を、卒業生が6年間の思い出を語り、希望に胸をふくらませ、学び舎を巣立ちました。
 明通小学校最後の行事となった3月21日の閉校記念式典。式典には児童や卒業生など約270人が出席し、今年の卒業生を含む36人の児童が学校での思い出を
語り、最後に「この学校で学んだことを心の支えにして、未来に大きく羽ばたきます」と誓い合いました。

閉校記念コンサート 明通小廊下 卒業証書 校門
保護者も涙 卒業
夢と希望を胸に 学び舎を巣立つ 在校生の別れの言葉 6
校歌
閉校記念式典に多くの人が出席 思い出話しに花が咲く 閉校記念碑 寂しさ
閉校を惜しむ ありがとう明通小 明通小を語る会 多くの卒業生も記念式典に参加


地域の人みんなに感謝
渡部智寛君 楽しかったお花見 6年 渡部 智寛君
 学校生活での一番の思い出は、創立120周年記念の時と、昨年の5月に地域の人たちが学校の周りに植えた桜を地域の人みんなで集まってお花見をしたことです。
 中学校に入学したらハンドボール部に入って頑張りたいです。明通小の6年生は11人だけど、今年羽後中に入学するのは、112人もいるので、いっぱい友達をつくりたいです。
 この校舎は西馬音内小に入る子たちにも明通小の伝統を伝えるそんな施設になってほしいです。 


藤原 身佳子さん
閉校はさみしい 5年 藤原 身佳子さん
 小学校を卒業するまであと一年あるので閉校するのは、寂しいような気持ちがします。でも、去年、西馬音内小学校との交流会では、同じ学年の人たちと楽しくすごせたので大丈夫だと思います。私は、歌うことが好きなので音楽の授業が一番楽しく、陸上競技大会の練習が一番苦しかったです。
 私は、楽しく笑うことが好きなので、これからも笑ったりすることができる場所、お楽しみ会など、楽しい行事ができればと思います。

佐井 敏夫校長
感無量  佐井 敏夫校長
 私は、校長として2年、その前に教頭としても5年、計7年間お世話になりました。7年間の子どもたちの顔、さまざまな思い出が頭をよぎります。農園、青空教室、相撲・・・
 子どもたちには、これまでに学んだ力を発揮し、西馬音内小や羽後中でも勉強やスポーツに頑張ってほしいです。また、地域の皆さんには、これまで同様、子どもたちの健やかな成長を見守っていただきたいです。
 明通小学校の一員であったことを誇りに持ち、一歩一歩進んでほしいです。


新成・明治小学校 統合検討委員会が新校名等を報告
報告書を手渡す尾久会長 3月5日、新成・明治小学校統合検討委員会(尾久雅昭会長25名)からまとめ報告が松野教育委員長に手渡されました。内容は、
1.平成20年4月から新成小学校、明治小学校の2校が統合できるように推進する。
2.校舎は現新成小学校を使用する。
3.校名は「羽後明成小学校」とする。
4.新しい「校歌」「校章」の制定方法とその取り扱いについては教育委員会に一任する。
5.検討委員会解散後、両地区代表による地区準備委員会、先生方による学校準備委員会を設ける。
6.スクールバスを配置する。発着地点を新成公民館前とする。乗降箇所、運行の具体的取り決め事項は教育委員会が準備委員会と協議して進める。
7.校舎の環境整備を進めることを要望する。教育委員会は実現に努める。
議会で条例改正(案)を議決
 これをうけて町では、学校設置条例の改正(案)を3月定例議会に提出し、可決されました。これにより平成20年度統合にむけての準備が進められます。

少子化の波
 1町6村が合併し羽後町になった昭和30年、県内一人口の多い町となりました。当時の0〜14歳の年少人口は約1万人を数えています。現在は、全国的に直面する少子化等の影響により、2月末現在で約2,000人と5分の1に減少しています。
 それにともない、多くの学校が統廃合になり、平成になってからも、3中学校、8小学校が閉校しました。どの地区でも学校がなくなるということは寂しいことに違いありません。しかし、より良い教育環境の整備を図るために、地域・保護者の皆さんが統合を決断してきました。今後も少子化が進むと予測されています。子どもたちのためにも、少子化対策の充実、より良い環境整備への地域の皆さんの理解と協力が重要となっています。

平成に入り閉校した学校
平成 4年 田代中・仙道中・軽井沢中
平成 6年 軽井沢小蒐沢分校
平成 8年 上仙道小
平成14年 西馬音内小田沢分校
平成16年 田代小・上到米小・軽井沢小
平成17年 飯沢小
平成19年 明通小
年少人口の推移(H19は2月末現在)
昭和30年 10,849人
昭和40年 8,582人
昭和50年 4,729人
昭和60年 4,172人
平成7年 3,528人
平成19年 2,137人

 

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