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特集 町のインターネット通信環境は今!

町のインターネット通信環境は今! 総務省は、e-Japan計画にもとづきインフラ等情報基盤整備を進めた結果、全国世帯のインターネット普及率が87%(平成17年末)になったと公表しました。
 しかし、普及により「プライバシーへの不安」「コンピュータウィルスの問題」など改善するべき課題も浮き彫りになったことから、安心安全にあらゆる人や物が結びつく社会(ユビキタス社会)を目指し、新たにu-Japan計画(平成22年目標)を策定、様々な施策を展開しています。
 では町の通信環境は、どうなっているのでしょう。

通信速度が不足
 都市部の情報通信網は、光ケーブルなど高速通信施設がほぼ整備され、最高の状態でインターネットが活用されています。人口密度の少ない地方部は、通信速度の低い従来の電話線(銅線)を活用、通信事業者の通信技術(ISDN・ADSLなど)を駆使して一定の通信速度を確保し運用しているのが現状です。
 羽後町には西馬音内・田代・仙道に収容局(NTTの中継局)があり、それを起点に各家庭へとつながっています。西馬音内局(62局)は、数年前からADSL方式最高8MBを、田代(67局)・仙道局(68局)は昨年春より最高47MBのサービスを提供しています。しかし、ADSL方式は収容局からの距離が3キロメートル離れると極端に通信速度が落ちる特性があることから、収容局から離れた三輪・新成・明治・元西・上下仙道・上到米・軽井沢地区などは、充分な通信環境とは言えないのが現状です。

学校では?
 町内小中学校には合わせて約250台のコンピュータが配備され、毎日授業に活用されています。しかし、昨年春、通信環境が高速化された仙道小・高瀬中を除く西馬音内・三輪・新成・明治・元西の小中学校、軽井沢の田代小では、授業前に担当教師が使用する画面をあらかじめダウンロード(読み込み)する必要があるなど、時間がかかり快適といえる通信環境下にはありません。

 

インターネットを活用したテレビ会議
 企業経営にとってインターネットは不可欠なもの、経理の統一、得意先への書類送付・官公庁への届け出・図面や写真の送受信など、多岐にわたります。
  私どもの会社では、本社と二つの工場をインターネットで常時接続し、テレビ会議システムを実施しています。いつでも相手の顔を確認し三カ所同時に会話ができるため、意思疎通が素早くできるメリットがあります。
  しかし、写真画像や動画はデータの容量が大きく、現在の通信環境では品質の高い通信を行うことができません。光ファイバー導入で早期の通信高速化を願っております。湘南香料株式会社秋田工場 長谷山弘行さん
湘南香料株式会社秋田工場 長谷山弘行さん

 

 

 

藤原義隆さん(野中)
 インターネットは生活の一部になっています。主に子供たちの疑問を調べるために多く使います。近くではなかなか手に入らないものなど、買い物にも活用しています。最近大きい買い物で、車も購入しました。ただ、三輪地区は通信速度が遅くお話にならないです。光ファイバーが整備されれば最高ですね。藤原義隆さん(野中)

 

 

 

栗田祐幸さん(新町)
 私も調べものと買い物にインターネットを使っています。東京のプロバイダを利用していますが、上り速度は遅いものの、下り通信速度が3MBあるのであまり不便は感じていません。でも動画などは遅いですね。 栗田祐幸さん(新町)

 

 

 


みんなで高速通信環境を実現しよう!
 総務省の調査(平成17年末)によると、従業員300人以上の企業は99・1%、5人以上の事業所でも85・7%はインターネットをフルに活用しており、町の通信環境整備は企業誘致の必須条件となっています。このように情報通信社会が成熟するとともに、一般地域住民からも通信の高速化を望む声が多くなってきたことから、民間通信事業者が主体となり自治体や利用者が協力し、通信の不毛地帯を作らないよう努めて行く必要があります。

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