1.子供の笑顔を育むまちづくり
1)児童福祉
(現状と課題)
羽後町の未来を担う児童がより良い環境の中で育まれ、心身ともに健やかに成長していくことは、すべての町民の願いです。
町には現在、分園も含めて6保育所、1へき地保育所、1児童館で町民の保育需要に応えていますが、出生数の低下により児童数は年々減少する傾向にあり、保育児数も減少してくることから地区単位の分散型の保育施設で多様化する保育ニーズに対応するためには、スタッフ、設備が追いつかない状況です。
近年の女性の社会進出機会の増大、核家族化による子育て環境の変化、地域社会の中で子育てする環境の衰退などが見られ、保育内容も乳児保育、時間延長保育、休日保育など多様な要望が出されるなど、子育て環境は大きく変わっています。
このため、多様化する保育需要に対応した保育体制の充実のため、民間の力を活用してより柔軟な保育事業を展開する必要があります。
(基本方針)
未来を担う子供たちを健やかに成長させるため、保育対策の充実を図ります。
(主要施策)
1)保育体制、保育施設の充実
・民間による保育事業の実施
・保育所の統廃合
2)保育内容・特別保育の拡大充実
・乳幼児保育の拡大、充実
・延長保育、一時保育、休日保育の実施
・広域入所の拡大、充実
2)子育て支援
(現状と課題)
少子化は将来人口の減少だけではなく、労働力の減少につながり、町の将来の経済基盤や社会保障制度にも大きな影響を及ぼす大きな問題です。
核家族化、女性の社会進出、子供を産む選択の自由、地域社会の子育て支援意識の希薄化など少子化の要因は様々考えられますが、子供を産みにくくしている原因を少しでも取り除き、安心して子供を産み育てる環境を整える必要があります。
このため、保育体制の整備充実を図るとともに、子育て相談、留守家庭児童の放課後保育など支援体制も充実させ、家庭、職場、地域、行政が一体となって子供を産み、育てやすい環境を作る必要があります。
(基本方針)
未来を担う子供たちを健やかに成長させるため、子供を取り巻く環境にある人々が同じ認識で子育てを支援する地域社会を築き上げるよう努めます。
(主要施策)
1)地域ぐるみの子育てサポート
・世代間交流事業の実施
・地区子供会の育成
・地区公民館の活用
・放課後児童対策の充実
2)子育て支援体制の強化
・子育て支援センターの充実
・子育てボランティア組織の育成支援
・子育て相談活動の充実
・保育料の軽減
・子育てボランティア担当窓口の強化
・子育てに対する企業との連携強化
3)ひとり親福祉
(現状と課題)
平成16年8月1日現在の羽後町のひとり親家庭は、母子家庭が145世帯、父子家庭が50世帯の合わせて195世帯です。ひとり親世帯となる原因は近年離婚によるものが多くなっていますが、どちらも精神的な負担や不安を抱えているのが実情です。
特に、若年の母子世帯では経済的な負担が大きく、仕事、家庭、育児や教育問題など精神的、肉体的にも負担が重なる例が多く、こうした面に配慮した適切な支援に努めていく必要があります。また、父子家庭では家事や育児などに大きな問題を抱えていることが多く、実態に即した適切な施策を展開する必要があります。
(基本方針)
ひとり親家庭に対しては、精神的安定、生活の安定と生活意欲を助長するため、相談業務や援護施策の充実を図ります。
(主要施策)
1)経済的負担の軽減
・福祉資金融資制度の活用
・町税の軽減・免除
・福祉医療費支給等
・父子家庭への支援拡充
2)精神的、肉体的負担の軽減
・民生児童委員による相談活動の充実
・地域の支え合いの子育て環境整備
3)家庭教育環境の充実・向上
・交流会、意見交換会の開催
・情報提供の充実
4)相談体制の充実
・子育て支援センターの活用
・相談窓口の充実強化