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両性の自立と協力で担う円満な家庭生活を【家族・家庭】


現状と課題
 家庭では子どもにとっては人間形成の出発点として、家族みんなにとっては毎日の活力を再生する場として重要です。今日、人々の意識や価値観の多様化に伴い、さまざまなライフスタイルが存在する社会で、すべての人が理想とするただ一つの家族・家庭は存在しえなくなっています。家庭は、家族のよりどころであり人間生活の最小の単位です。
 家庭の中で育まれた人間の意識は、将来にわたって社会全体の意識を形づくることになります。男女共同参画に向けて社会環境や法、制度の整備がどれだけ進んでも、家族や家庭の中で意識的にそれらを活かしていく下地を育てなければ、男女の伝統的な役割分担意識や差別は、いつまでも残ってしまうことになります。
 私たちの生活の中で最も身近な家族・家庭の中から、男女による役割分担意識など、差別の考え方を除く試みをすることは、男女共同参画社会の実現に向けて大切なことです。
 総務庁「生活基本調査」(平成8年)によると男性の家事・育児・介護等の時間は女性と比べ著しく少なく、共働きでも女性が行うという役割分担意識の実態があります。
 社会の仕組みが大きく変わっていく中で、羽後町においても高齢者世帯や単身世帯が増え、少子化、核家族化が進んでいます。一つの型にはまった家族観に縛られることなく、新しい人生観や価値観を持った人々によって、さまざまなライフスタイルを選べるような社会が望まれます。
 それは、社会全体の考え方に合わせて自分の人生が決まるのではなく、男女、老若、障害の有無にかかわらず一人ひとりが生活者として自立して生きていくことが求められることでもあります。
 家族・家庭が社会の変化に適応していくためには、家族の中でのコミュニケーションの大切さを認め、つとめてその機会を設けることが大切になってきます。
 最も身近な家族・家庭の中から、男女共同参画社会の第一歩がはじまります。
 自分と家族の関わりを意識し、男女の自立を基盤とした家族の協力による円満な家族・家庭像をつくりあげることが必要です。

方向
◇さまざまな生き方を認め合える男女観を家庭の中から育てます。
・男女の関係、結婚、出産についての習慣を家庭から見直す機会を提供します。
・誰もが個人として主体的な生き方を選べる考え方を家庭から育てていきます。
・家族や結婚等に関する学習の機会を充実させる意識啓発に努めていきます。
◇男女が共に責任を持って営む家庭をつくります。
・男女共に固定的な役割意識を見直す機会を多く提供します。
・男性が家事や育児、介護などの生活技術を習得する支援をします。
・羽後町エンゼルプランに基づいて子育て支援策を推進します。
◇家庭のコミュニケーションを充実させ自由な意思を尊びます。
・家庭内での機会を増やし、その質の向上を図ります。
・労働時間の短縮の中に家族のコミュニケーションの時間確保の視点を盛り込みます。
・自由な意識を尊び、家庭を支え合うパートナーシップを大切にします。

行動計画
さまざまな生き方を認め合える男女観を家庭の中から育てます。
□町の講演会・講座・学級に共同参画学習の機会を設け、増やしていきます。
・町が主催する講演会にはつとめて関係の講師を招くほか、地域で学習する機会には家族、結婚、親子など共同参画にかかわるテーマを取り上げます。
□男女共同参画にかかわるフォーラムを毎年開催します。
・現状や進捗状況などの情報交換を通して意識づくりを強めます
□情報誌を発刊して男女共同参画にかかわる情報を伝えます
・町の施策や国・県からの情報が多くの家庭に伝わるよう、男女共同参画に関する情報誌を発行して各家庭に配布します。

男女が共に責任をもって営む家庭を作ります
□広報うごを有効に使って意識の啓発を行います
・広報に家族と家庭を中心にした連載記事を掲載して固定的な役割意識の改善を図ります。また年一回以上の特集記事を組み掲載します。
□男性を対象にした生活技術の学習機会を増やしていきます
・料理・子育て・家事などのほか、父親の教育参加を促す講座などを開設し、増やしていきます。
□子育て環境の充実を図っていきます。
・地域の子育てネットワークの充実を図り、職場に母性保護制度の導入と意識改革を働きかけます。

家庭のコミュニケーションを充実させ自由な意思を尊びます。
□学校週五日制を家族のための時間に活かします
・学校週五日制の実施に伴って、余暇の時間で家庭と地域との連携を密にする時間をつくりだすように働きかけます。
□家庭の日の活用と充実を進めます
・「家庭の日」の存在をもう一度評価し、家族のコミュニケーションの推進に役立つ名称や取扱を検討します。
□家庭内の女性への暴力の根絶を図ります
・潜在化しがちな暴力の実態把握に努め、暴力を防ぐ環境づくりや被害女性のための相談窓口の整備、社会復帰のための支援体制の整備など、実効性のある対策を進めます。

【家族・家庭】
行動計画   △検討  ◎事業化  ○継続  □充実化
行動計画評価  A十分達成  Bやや達成  C未達成

施策事項
担当領域
年間計画・評価
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
計画
評価
計画
評価
計画
評価
計画
評価
計画
評価
◇さまざまな生き方を認め合える男女観を家庭の中から育てます
町の講習会・講座・学級に共
同参画の機会を設け、増やし
ていきます
・社会教育担当
・各地区公民館
男女共同参画にかかわるフォ
ーラムを毎年開催します
・社会教育担当
・推進委員会
情報誌を発行して男女共同参
画にかかわる情報を伝えます
・企画商工課
・社会教育担当
◇男女が共に責任をもって営む家庭をつくります。
広報うごを有効に使って意識
の啓発を行います
・企画商工課
男女を対象にした生活技術の
学習機会を増やしていきます
・社会教育担当
・学校教育担当
・各地区公民館
子育て環境の充実を図ってい
きます
・福祉保健課
・社会教育担当
◇家庭のコミュニケーションを充実させ自由な意思を尊びます
学校週五日制を家族のための
時間に活かします
・社会教育担当
・学校教育担当
・各地区公民館
家庭の日の活用と充実を進め
ます
・社会教育担当
・学校教育担当
家庭内の女性の暴力の根絶
を図ります
・町民課
・社会教育担当
・福祉保健課
・生活環境課

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