共に築く労働の場に向けて【雇用・労働】
現状と課題
勤労者が求めるのは、労働を通じた社会貢献と能力発揮による生きがいの追求です。
これらの基本的な労働観は、性別や年齢の別なく働く者に共通した思いです。
近年、経済構造・産業構造の変化、ライフスタイルの多様化や高学歴化などに伴い、女性の職場進出が進み、女性の労働力は経済発展に大きな役割を果たしています。そして、少子化による労働力不足の解消には女性の労働力は不可欠なものであり、女性の労働力なくしては社会が成り立たなくなるおそれがあります。このような状況のなか、女性が男性と平等に働きその能力を十分に発揮できるように働く女性の権利を保障していかなければなりません。
しかし、現状をみると男女の固定的な性別分割分業が社会的な常識として長い間定着していたことから、研修機会、配置・昇進などの面で女性の能力に対する偏見による男女格差がまだまだ解消されたとはいえない状況にあります。
労働の場における男女の実質的平等を実現するためには、産む性(母性)が社会的に十分尊重され、保護されるとともに家事・育児介護等の家庭責任を男女双方がともに担うことを共通認識とし、仕事と家庭生活の調和の取れた働き方へとつながるような社会環境の整備を推進することが重要です。
働く女性の権利を保障した労働した労働の場の諸条件を整備していくことは、これまでの経済効率優先の働き方や男性中心の企業社会のあり方を見直し、女性だけでなく男性にとっても、ともに活力に満ちた人間らしい働き方や生活ができる社会を築くうえで大切なことです。
女性のみに家庭責任を期待するという従来の固定的役割分担を見直し、多様な働き方を主体的に選択し、男性も女性も共にゆとりのある人間性豊かな生活をおくることができる社会を形成することが求められています。
羽後町は「子どもを安心して産めること」を大切な環境として施策に掲げました。
出産・育児は家族や家庭内だけの問題ではなく、社会全体の責任で支援することが大切です。男女雇用機会均等法の施行に続いて、育児休業制度などの制度が導入されてはいても、必ずしも活用には結びついていないのが現状です。
男女が共に労働と家事の責任を負える良好な労働環境のためには、男女差別によってはばまれている現在の労働の制度や意義を問い直し、男女共に仕事と生活のバランスがとれた生き方ができるように、その環境を改めていく必要があります。
ますます進む社会構造の変化によって、男女共に個人のライフスタイルに合わせた職業選択が可能になることが予想されます。自営業における女性家族従事者の環境整備と、男性と同じように働きつづけたいという意識を持った女性が仕事と家庭生活を両立させるためにも、男女共に性別の枠をこえた職業意識を高めることが必要です。また、産む性が労働の場においてマイナス要素にならないよう、産休、育児休暇、保育などの各種制度を効果的に運用していくことが求められます。
方向
◆就業の場と労働条件の平等の促進を図ります
・職場、事業所に対して、男女差による就労環境の差別解消を呼びかけます。
・パートタイム労働者の権利を確保して働く条件の整備を呼びかけていきます。
◆女性が働き続けられる労働環境を整備します
・結婚から出産、育児、介護にいたる女性の支援を強化します。
・女性の復職、再雇用制度の採用と普及に向けて努力します。
◆女性の職場進出に向けた技能と意識の高揚を図ります
・女性の再就職やキャリアアップのための研修機会を設けます。
・起業や就業にかかわる一元化した情報提供の場を設けます。
◆自営業における女性家族従事者の環境を整備します
・女性家族従事者の経済的自立と方針決定の場への参画を促進します。
・女性が生産や経営の面で自立できる労働環境を充実し支援します。
行動計画
就業の場と労働条件の平等の促進を図ります
□労働実態調査を行ってその結果を公表します
・雇用される立場からの調査を通じて雇用や家庭内労働の実態を明らかにし、不公平の是正と平等確保の具体的な対策をたてます。
□労働関係機関との連携を強めて女性の雇用の改善につとめます
・労働基準局、公共職業安定所との連携を密にし情報提供や法令などの周知を図ります。
□労働相談事業を充実させます
・相談制度を充実させ、労働者の待遇改善と労働条件の向上を図ります。
・ポスター掲示や強化月間の広告宣伝を進め、雇用の男女平等を呼びかけるとともに、フォーラムなどを開催して意識を啓発します。
女性が働き続けられる労働環境を整備します
□職場に母性保護制度の実質的な導入と意識改善を働きかけます
・妊娠、出産、育児にかかわる女性労働者を、事業所全体で尊重する意識を呼びかけると共に、性別にとらわれない育児・介護に関わる制度の周知を図ります。
□女性の雇用について関係機関との情報交換を進めます
女性の職場進出に向けた技能と意識の高揚を図ります
□情報交換と意識啓発のための就業女性の交流の機会を設けます
・女性の率直な意見を反映させる場として定期的に開催し、交流と啓発に役立てると共に、問題意識をすくいあげます。
□女性の就労情報窓口を設けます
・女性の再就職や起業、キャリアアップのための情報を一元化して提供できる場を設定します。
自営業における女性家族従事者の環境を整備します
□女性が生産や経営の面で自立できる労働環境の充実と方針決定の場への参画を促進します
【雇用・労働】
行動計画 △検討 ◎事業化 ○継続 □充実化
行動計画評価 A十分達成 Bやや達成 C未達成
施策事項 |
担当領域 |
年間計画・評価 |
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16年度 |
17年度 |
18年度 |
19年度 |
20年度 |
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計画 |
評価 |
計画 |
評価 |
計画 |
評価 |
計画 |
評価 |
計画 |
評価 |
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| ◇就業の場と労働条件の平等の促進を進めます | |||||||||||
| 労働実態調査を行ってその結果 を公表します |
・企画商工課 |
△ |
◎ |
◎ |
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| 労働関係機関との連携を強めて 女性の雇用の改善につとめます |
・企画商工課 | ◎ |
○ |
○ |
□ |
○ |
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| 労働相談事業を充実させます | ・企画商工課 | ◎ |
○ |
□ |
○ |
○ |
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| 各種の媒体を利用して労働問題 の啓発を進めます |
・総務課 ・町民課 ・企画商工課 ・社会教育担当 |
◎ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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| ◆女性が働き続ける労働環境を整備します | |||||||||||
| 職場に母性保護制度の実質的な 導入と意識改善を働きかけます |
・福祉保健課 ・企画商工課 |
◎ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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| 女性の雇用についての関係機関 との情報交換を進めます |
・企画商工課 | ◎ |
○ |
○ |
□ |
○ |
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| ◆女性の職場進出に向けた技能と意識の高揚を図ります | |||||||||||
| 情報交換と意識啓発のための就 業女性の交流の機会を設けます |
・企画商工課 ・農林課 ・社会教育担当 |
△ |
◎ |
○ |
○ |
○ |
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| 女性の就労情報窓口を設けます | ・企画商工課 ・社会教育担当 |
△ |
◎ |
○ |
□ |
○ |
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| ◆自営業における女性家族従事者の環境を整備します | |||||||||||
| 女性が生産や経営の面で自立で きる労働環境の充実と方針決定 の場への参画を促進します |
・農業委員会 ・農林課 ・企画商工課 |
△ |
◎ |
○ |
□ |
○ |
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