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平等と公平に基づいた教育と行政【教育・行政】

現状と課題
 男女共同参画の考え方は世界的な動きとして定着しつつあります。
 ところが、私たちの生活にあらためて目をむけてみると、男女の役割について受けた世代ごとに異なる教育の影響から、家族の中でも男女共同参画の意識が共有できていないのが現状です。
 たとえば昭和30年代の高度成長時代には、生産効率をあげて経済の成長を維持する目的から、外で働く、企業戦士の夫を、専業主婦の妻が家事一切を行って支えるのが理想的な家庭とされ、教育の場でも当然のこととして奨励されてきました。
 その結果、男は外で仕事、女は家事育児全般という役割分担を当然のこととしてうけとめる人が多くなり、男も女も個人としての活躍の場や自由な生き方を選び取る上での障害になっています。
 社会の構造が複雑に変化をとげた現在だからこそ、男女共同参画社会を実現してそのしくみに対応するための「教育」が、大きな力になります。学校教育が果たす役割の重大さを認識し、性別に関係なくお互いに相手の人格を尊重し、理解し合える男女平等の意識を育成する教育を積極的に推進していく必要があります。
 男女には、体の作りの違いからくる差はあっても、そのことを原因とする優劣の差や、あらかじめ決められた役割などはないのだということを、学校・家庭・地域の教育の場でもう一度確かめ合い、実践することが求められています。
  そのためにはまず行政や教育機関がこの現実に気づき、改めるべきことはみずから改めていくことが必要です。また、子どもの人格形成に影響をおよぼす立場にあるすべての人々が教育の大切さを自覚し、社会教育の場などを活用して学習を重ねることが必要です。
 学校教育、社会教育等社会のあらゆる場で、教育する側、される側にいかに正しい理解を根づかせるかが重要な課題です。

方向
 行政ではこうした動きを支援するため、学習の機会の充実、関係する資料・情報の提供などに加えて、男女平等観に立った教育の実現の向けて環境の整備を進めていきます。
◆家庭と地域で男女共同参画の考え方を広めます
・性の違いによって差別した育児をせず、公平で全人格的な教育を心がけます。
・男女共同参画の考え方を家族・家庭で進め、その気運を地域全体が支援します。
・社会教育の設備を整備し、参加しやすい男女共同参加を学ぶ機会を設けます。
◆学校教育の場で男女共同参画の考え方を実践します。
・一人ひとりの個性を生かし、豊かな人間関係を育てる教育を目指します。
・教職員は児童生徒の生活・進路指導や学校運営に、性別にとらわれない配慮を行います。
・教職員の労働環境の改善と機会均等のために、地域や家庭の理解を求めます。
◆行政が率先して男女共同参画の考え方を実践します。
・男女共同参画社会実現のため、町職員は公私にわたり率先して実践します。
・男女共同参画にかかわる施策の計画では、数値目標を掲げ達成の努力をします。
・男女共同参画にかかわる町民と行政の連絡を密にして意見交換を進めます。
・羽後町男女共同参画社会に関する推進条例の制定を目指します。

行動計画
家庭と地域で男女共同参画の考え方を広めます
□児童教育にかかわる啓発と支援の機会を増やしていきます
・児童に関する啓発資料を作成し、相談・指導を充実させます。
・育児グループを組織化し活動の場を提供して地域ぐるみの子育てを進めます。
□地域が行う男女共同参画にかかわる活動を支援します。
・活動におけるリーダーを先進地や研修会に派遣して研鑽を深める応援をします。
・行事に男女共同参画関連のプログラムを取り入れ、情報交換と啓発を図ります。
・子育て中の活動には託児をサポートします。
学校教育の場で男女共同参画の考え方を実践します。
□学校教育を通じて男女共同参画の考え方を広く浸透させます
・進路指導、生徒指導、障害を持つ児童生徒の交流などを通して、男女共同参画の意識を育むようなカリキュラムを編成します。
・児童生徒の男女混合名簿についてPTAでも課題になるよう理解を深めていきます。
□教育行政のしくみの中で男女共同参画の考え方を進めます
・女性管理職の登用や公務分掌の平等化などを進め、教育行政の場での研修機会を増やして意識改革を図ります。
□社会教育・地方次自体で男女共同参画についての学習の機会を設けます
・男女がお互いの性を尊重する人間教育としての性教育を充実させ、主体的に情報を解釈、判断できる能力が育つような指導を心がけます。
・技術、家庭科の家庭分野において、幼児との体験を通して子どもが育つ環境としての家族の役割を学ぶ機会を設けます。
・お互いの性と個性を尊重し協力し合いながら、男らしさや女らしさにとらわれず自分らしさが育つように、育児や介護ボランティア活動などの体験学習を充実させます。
行政が率先して男女共同参画の考え方を実践します
□男女共同参画社会関連情報の収集と提供を行う窓口を設けます
・行政からの情報と町民からの意見が双方向で交換できる機能を持つ窓口を設け、担当者を置きます。
・町では、毎年6月の男女共同参画推進月間を尚一層町民にPRしていきます。
□男女共同参画にかかわる行政と町民の羽後町男女共同参画社会推進委員会会議を常設します。
・男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進を図ります。
□行動計画の達成度の評価と見直しを行うオンブズパーソンを置きます
・羽後町男女共同参画行動計画策定委員が担当します。
□男女共同参画社会の実現と、女性にかかわる行政を主体的に担当する部署を置きます
□男女共同参画社会に向けてのアクションとして条例の制定を推進します

【教育・行政】
行動計画   △検討  ◎事業化  ○継続  □充実化
行動計画評価  A十分達成  Bやや達成  C未達成

施策事項
担当領域
年間計画・評価
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
計画
評価
計画
評価
計画
評価
計画
評価
計画
評価
◇家庭と地域で男女共同参画の考え方を広めます
児童教育にかかわる啓発と支援
の機会を増やしていきます
・社会教育担当
・福祉保健課
子育て支援センター
地域が行う男女共同参画にかか
わる活動を支援します
・企画商工課
・教育委員会
・各地区公民館
・福祉保健課
◇学校教育の場で男女共同参画の考え方を実施します
学校教育を通じて男女共同参画
の考え方を広く浸透させます
・教育委員会
教育行政のしくみの中で男女共
同参画の考え方を進めます
・教育委員会
学校教育・社会教育・地方自治
体で男女共同参画についての学
習の機会を設けます
・教育委員会
◆行政が率先して男女共同参画の考え方を実践します
男女共同参画社会関連情報の収
集と提供を行う窓口を設けます
・社会教育担当
・総務課
男女共同参画にかかわる行政と
町民の羽後町男女共同参画社会
推進委員会会議を常設します
・社会教育担当
行動計画の達成度の評価と見直
しを行うオンブズパーソンを置
きます
・社会教育担当
 
男女共同参画社会の実現と女性
にかかわる行政を主体的に担当
する部署を置きます
・社会教育担当
 
男女共同参画に向けてのアクシ
ョンとして条例の制定を推進し
ます
・社会教育担当
・教育委員会
・総務課

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